大多数の方がクレジットカードを所有していると思いますが、私のように複数枚持っている方も多いのではないでしょうか。ここでは、クレジットカードの複数枚持ちにより、私が陥った失敗をお話しします。
財布に現金がなくてもクレジットカードさえあれば現金を引き出す必要がありません。クレジットカードを使えばATMでの現金引き出し手数料と言う出費はしなくて済む上に、支払い額に応じてポイントやマインが貯まります。クレジットカードによってポイント還元率は異なりますが、貯まったポイントは現金と同じように利用することもできるので、とてもお得です。
またクレジットカードによっては、そのグループ企業や施設を利用できる優待がたくさん附帯しています。例えば、私が毎日買い物に行っているマックスバリューはイオン系列のスーパーマーケットです。イオンカードで毎月20日と30日にカード決済すると、5%オフになる特典があります。ちなみに、現金で支払ってポイントを貯める現金専用カードもありますが、ポイントはつきますが5%オフにはならないのです。カードを提示する、或いは決済するだけで割引があるなど、現金支払いよりも優待されるのでクレジットカードを使わないのは損です。他にも、海外旅行やショッピング保険などの各種保険付き、光熱費や携帯電話等の支払いでポイント倍増、メリットだらけです。
これらメリットを全て享受しようと欲張ると、クレジットカードの枚数はどんどん増えて行きます。それで私はカード決済を使い過ぎて返済ができなくなりました。私はクレジットカードを魔法のカードと勘違いしていたようで、ある日突然全てのカードが使えなくなりました。知り合いから司法書士の先生を紹介してもらい、債務整理の手続きをし、今は毎月少ない金額で支払いをしています。滞納や債務整理をしてしまうと金融事故者と認定され、ローンが組めません。私が債務整理の手続きをしたのが2017年8月なので、そこから10年借金ができません。
私のようなことにならないよう、常に口座にどれくらいの残高があるのかを把握しておく必要があります。そして、必要最低限以上のクレジットカードは持たないことです。得をしようと欲張るほど、お金の無駄遣いになることを私は身を持って学びました。安易にクレジットカードを何枚も作るのはよくありません。これからクレジットカードを作ろうかと思っているなら、もう一度良く検討してみて下さい。
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