株をやり始めた頃の事。
まだ、株をやる様な人が周りにおらず、話を聞く事も出来ませんでした。唯一、母親に話をすると、「信用取引だけはするな」との事で、はてさて、信用取引とは!?という感じでした。これが、良かったのだと、後でわかります。
初めは、少ない資金で、株主優待銘柄を買って、喜んでいました。ですが、株主優待を銘柄として持っていると、なかなか、売買する事が出来なくなります。株を売ってしまえば、株主優待は、もらえなくなってしまうからです。
株主優待銘柄をそのままにして、株を買って、毎日動かすということ楽しさが、分かってくると、自分でも怖いくらいに、金銭の感覚が麻痺してきます。
数万円マイナスになっても、大した事がない様な感覚に陥ってくるのです。また、割安と思い込み、持っている銘柄を買い足し(ナンピン)そのまま、ズルズルと下がり続けて、損が膨らむなど、まるでギャンブルにはまり込んだ様になってしまいました。
当然、借金をしてまでに、なっていきます。
明細書があまりにもマイナスが高額になり、やっと、自分がどうしようもない感じになっている事を知ります。
株は、確定申告などをすれば、年度にわたって、マイナスを相殺していけるチャンスは、ありますが、私の場合は、さらにさらにマイナスという事も、考えられましたので、一時期は、すっぱりと、辞めました。
借金は、少しずつ、返しました。
今は、ニーサで持っている範囲に留めて、当時の様な買い方は、しない様にしています。
最近のコメント