社会人1年目のときの出来事です。
会社に同期で入社した友人とは仕事とは別にプライベートでも付き合いがありました。
彼は非常にお金にルーズなタイプで、常に貯金残高がゼロの状態です。
買い物はいつもクレジットカードで支払い、たばこもギャンブルも好きでパチンコや競馬などもやっており完全に自転車操業の状態でした。
月末給料前になると必ず「今月あと1週間を1000円で過ごさないといけない、ごはんどうしよう」等とお金に困っているアピールをしてきます。
そんな彼を見るに見かねた私は給料が入ったらすぐに返金してもらうことを条件に2~3千円貸してあげました。その際に自転車操業のようなことはやめるように注意もしました。
最初は私の注意に聞く耳を持っていたようで、まずは「たばこを辞める」と宣言し禁煙が始まりました。
しかしながら禁煙は長く続くことなくあえなく1週間で終焉を迎えます。ギャンブルに関してはそもそもやめる気はなさそうでした。そして当然のように月末になるとお金ないアピールが始まります。
一度貸してあげたのでまた貸してくれるだろうという気持ちが彼にはあったと思いますし、こちらも返済はちゃんとしてくれているので必要なときに貸してましたが、金額は徐々に上がっていき最高で1万円程度まで貸した経験があります。これ以上金額があがっていくのはまずいと感じたのでこれで最後としてお金を貸すのをきっぱりやめることにしました。
こういうタイプの人間は貸してくれる人にはとことん甘える、自分を律しようとはしない。よく聞く話ですが身をもって体験しました。この時は大きなトラブルになることもなかったので良かったですが、こういうタイプには二度とお金は貸さないと決めてます。